春から初夏にかけて、ツバメが軒下やベランダに巣を作ることがあります。
ツバメの巣は縁起が良いとされていますが、フンや巣材の落下で掃除が大変になることも。
特に、小さなお子さんがいるご家庭では衛生面が気になる方もいるのではないでしょうか。

できれば100均のアイテムで手軽にツバメの巣対策を行いたいですよね。
そこで、手軽にできるツバメの巣対策として100均のグッズを活用する方法をご紹介します。
おしゃれで効果的なアイテムも取り入れて、ツバメの巣対策を行ってみてくださいね。
ツバメの巣対策は100均でできる!


ツバメの巣対策は、100均で手に入るアイテムで十分に対応可能!
100均には…
- 防鳥ネット
- アルミホイル
- キラキラテープ
などツバメの巣対策に効果的なグッズが揃っているんです。
コスパ良くツバメの巣作りを防ぎたい方におすすめです。
それではさっそく、100均のおすすめグッズと主な使い方をご紹介します。
ツバメの巣を作らせない対策に100均おすすめグッズと使い方


100均には、ツバメが苦手とする素材や動きを活用した便利グッズが多数揃っています。
ここでは、ツバメの巣を作らせない対策に、手軽に試せる100均おすすめグッズとその使い方をご紹介。
どのアイテムも手軽に設置できるものなので、気になったアイテムで対策してみてくださいね。
防鳥ネット
ツバメの飛来を防ぐ定番アイテムが防鳥ネット。
100均でも玄関やベランダ用に手軽なサイズが手に入ります。
ツバメが入り込みにくくなり、巣作りを防止できるんです。
使い方
- ツバメが巣を作りそうな軒下や天井部分にネットを張る
- ピンや結束バンドでしっかり固定
- 隙間がないように設置する
ツバメはわずかな隙間から入り込むこともあるので、隙間なくしっかり貼るのがポイントですよ。


アルミホイル
アルミホイルはツバメが嫌がる光の反射とカサカサ音を出すため、近寄らせない効果が期待できます。



家庭にあるもので手軽に対策できるのはいいですよね。
玄関のドアの上にツバメが巣を作ろうとしているので、今日の朝から片付けと、これ以上ツバメが来ないように対策。
— kind (@kind00) May 13, 2018
家にあった使わないCDにアルミホイルを巻いて、糸で玄関に吊るしたところ、今のところは近寄って来ない。
とりあえずはこれで様子見かな pic.twitter.com/Wdz4vOMZGD
アルミホイルは色々な使い方ができそうです!
使い方
- 細長く切って吊るす
- 複数箇所に分散して設置する
- 壁にガムテープなどで貼る
ガムテープ
ガムテープを活用することで、壁の凹凸をなくしツバメがとまりにくい状況を作ることができます。
ツバメは壁のデコボコを利用して、足を引っかけながら巣を作るんです。
ガムテープを貼ることで、ツルツルして足がひっかけにくくなり、巣をくっつきづらくする効果も!
使い方
- 巣を作られやすい壁に貼る
- 雨風が当たりにくい場所に貼る
テグス
テグス(釣り糸)はツバメの飛行を邪魔する透明なバリアとして活用できます。
テグスを張ることで飛ぶ空間をなくし、巣作りを断念させることができるんです。
見た目が目立たないのもいいですよね。
使い方
- 軒下や巣を作りそうな空間に糸を張る
- 縦や横に足場をなくすように張る
太さは0.3㎜~0.6㎜のものを選ぶといいですよ。





ちなみに8号は太さ0.47㎜になります。
CD
不要になったCDもツバメの対策に使えます。
風で揺れながらキラキラと反射する光が、ツバメの警戒心を刺激。
使い方
- 糸で吊るして玄関やベランダに設置
- 高さを変えて数枚並べて吊るす
- 風通しの良い場所に設置
100均以外でも、鳥よけ専用のCDが購入できますよ。
ビニールテープ
巣作りしやすい場所にビニールテープを貼ることで、足場を不安定にしツバメを寄せ付けにくくします。
ビニールテープを壁に貼ることでツルツルした状態を作り、足場をなくす作戦。
使い方
- 巣を作られやすい壁や角に貼る



使い方はガムテープと同じです。
鳥よけテープ(キラキラテープ)
鳥よけ専用のキラキラテープも、反射した光でツバメの警戒心を刺激します。
100均でも専用商品として販売されており、扱いやすくおすすめです。
使い方
- 軒下などに10cmほどの等間隔で吊るす
- 複数本を組み合わせてカーテンのように設置
- 揺れやすいように少し長めにする
風の当たる場所に吊るすことで、自然に揺れて効果が倍増しますよ。
防鳥スプレー
ツバメは嗅覚も敏感なため、防鳥スプレーのニオイで寄りつかせないようにする方法も。
ツバメなどの鳥類はハーブや酢の臭いが苦手といわれています。
ハーブの成分が入ったスプレーをまくことで、ツバメを寄り付かせない効果が。



しかし、残念ながら100均では販売されていないようです。
100均ではないですが、防鳥スプレーはネットで購入することが可能ですよ。
使い方
- 巣を作られそうな場所にスプレー
- 雨の後にもスプレー
小さなお子さんやペットがいるご家庭では、成分を確認して安全なものを選ぶようにしてくださいね。
ツバメの巣対策におしゃれなアイテム


ツバメの巣対策を行う際、できれば家の景観を損なわないようにしたいですよね。



お家の雰囲気に合わせておしゃれなアイテムがあれば嬉しい!
そこで、ツバメの巣対策におしゃれなアイテムを3つご紹介します。
反射板
デザイン性のある反射板を使用すると、ツバメ対策とインテリアの両立が可能!
おすすめの反射板
- 鳥よけバタフライレインボー反射板
- 菱形銀キラホログラム板
などがあります。
光の反射でツバメを遠ざけつつ、玄関先などの雰囲気を損ないません。
バタフライレインボーは、虹色で蝶々の形をしているかわいいデザイン。


菱形銀キラホログラム板は、キラキラの菱形が連なったデザインです。


どちらもおしゃれなアイテムなので、お家の外観や好みに合わせて使ってみてはいかがでしょうか。
へびなどのおもちゃ
ツバメの天敵であるヘビの形をしたおもちゃを設置すると、ツバメが警戒して巣作りを避けます。
リアルな見た目のものを選ぶと効果的!
ヘビ以外にも、ツバメの天敵となるカラスやフクロウなどでも効果はあります。
時々場所を変えておくことで、効果を持続させることができますよ。
ハッカ油
ハッカ油の香りはツバメが嫌がるため、スプレーとして使用すると効果があります。
ハッカ油は防虫効果もあるため一石二鳥のアイテム!
お家の周りにモノを置きたくない方におすすめです。
ただ、1日~2日ほどで効果が消えてしまうため、毎日継続的に吹きかける必要があります。


ツバメの巣対策のポイント


ツバメの巣対策のポイント
- 早めの対策
- 複数の方法を併用
- 定期的なメンテナンス
ツバメは春から初夏にかけて巣作りを行います。
対策のタイミング
- 軒下に泥がつき始めた段階
- ツバメが頻繁に様子をうかがいに来るタイミング
など、早めにグッズを設置しておくと効果的。
また、一つの方法だけでなく、複数の対策を組み合わせるとより効果的ですよ。



例えば、ヘビを置いた周辺にハッカ油スプレーを吹きかけるなど!
防鳥ネットにヘビを巻き付けておくのもいいですね!
設置したアイテムが劣化していないか、定期的に確認して必要に応じて交換しましょう。
ツバメの巣対策を行うときの注意点


ツバメの巣対策を行うときの注意点
- 鳥獣保護管理法の遵守
- 近隣への配慮
- 安全性の確保
ツバメの巣対策を行う際に特に気をつけたいのが「巣ができてから」の対応。
卵を産んだり、ひながいる巣を壊すことは法律違反になります。
違反すると罰金などの罰則が科される可能性も。
また、対策アイテムの設置場所によっては、風で飛んでしまったりして通行人やご近所の迷惑になることも。
設置後も定期的にチェックするようにしましょう。



周囲への配慮も忘れずに行いたいですね。
さらに、高所での作業や吊るすアイテムの設置にも十分注意が必要です!
安全を確保したうえで行ってくださいね。
ツバメの巣対策は100均でできるかまとめ
ツバメの巣対策は、100均で手に入るアイテムを活用することで手軽に行えます。
100均おすすめグッズ
- 防鳥ネット
- アルミホイル
- ガムテープ
- テグス
- CD
- ビニールテープ
- 鳥よけテープ(キラキラテープ)
- 防鳥スプレー
おしゃれなアイテム
- 反射板
- ヘビなどのおもちゃ
- ハッカ油
設置場所に合わせて、お好みのアイテムを使ってみてくださいね。
ツバメの巣対策のポイント
- 早めの対策
- 複数の方法を併用
- 定期的なメンテナンス
ツバメが巣作りを始める前に対策を行うことがポイントです。



複数の対策を組み合わせるとより効果的ですよ。
また、設置したアイテムは外れたりしていないか定期的に確認するようにしましょう。
注意点
- 鳥獣保護管理法の遵守
- 近隣への配慮
- 安全性の確保
ツバメの巣に卵やヒナがいる状態で巣を壊すことは違法になります。
また、対策を行う際は周りの住民への配慮も忘れずに!
安全面に注意して、ツバメへの優しさも忘れずに、対策を行いたいですね。