なめ茸は体に悪いと耳にしたことはありませんか?
どんな食べ物もメリットとデメリット両方の側面が考えられますが、一概にも体に悪いとは言えないのではないでしょうか。
- なめ茸は塩分量が多いので1日に食べる量を調節しましょう。
- 市販されているなめ茸には保存料や添加物が使われいるので注意が必要です。
なめ茸を食べた際の良い効果と体に悪いとされる注意点を解説していきます!
なめ茸は体に悪い?

1日の塩分量と保存料・添加物に気を付けて、食べ過ぎないようにしましょう!
人間が1日に食べてもいい塩分量は決められているんです!
スーパー等で販売されているなめ茸は加工食品の為、保存料として添加物が使われてますよね。
体に悪いと言われていることについて詳しく見ていきましょう!
塩分の摂り過ぎに注意
1日の内に摂ってもいい塩分量で男性は7.5g未満・女性は6.5g未満が提唱されています!
塩分の過剰摂取が体に影響与えることに気づいてない人が多すぎる!厚生労働省によると日本人の食塩摂取量は1日に10.1g。WHO推奨の約2倍の量。1日あたり10gの食塩摂取量だと血圧は10年間でおよそ6mmHg上がることが報告されています。うま味を活かしておいしく減塩するレシピを発信することで、Well… pic.twitter.com/SLQ4CGtwdw
— つくりおき食堂まりえ (@mariegohan) December 19, 2023
なめ茸には醤油が多く使われていて、なめ茸100gに対して塩分量は約3gです。
ごはんのお供によく食べられるので味付けが濃く作られています。
塩分の摂り過ぎにより高血圧や腎臓の病気にかかりやすくなるので注意です!
病気を予防するためにはなめ茸の塩分だけではなく、その他の食事全体のバランスも考えましょう♪
保存料や添加物の影響
厳しい基準が設けられているため味覚や身体等の影響は少ないが食べ過ぎには注意です!
なめ茸に使われている保存料や添加物は4つあります。
- 酵母エキス
- 増粘多糖類
- 調味料(アミノ酸)
- 酸化防止剤(ビタミンC)
保存食として長い間美味しく食べられるようにと使われています。
日本では食品安全委員会によって安全性が確認できたものだけが使用を認められているのですよ!
なので余程の量を摂取しない限りは保存料や添加物の影響は少ないと考えられているのです。
食べ過ぎてしまうと腸内環境が悪くなり消化器類に影響が起こる可能性がありますよ!
なめ茸以外にも色々な食品に使われているので、気になる方は成分表を見てから購入してくださいね♪
なめ茸の健康に良い効果は?

なめ茸に使われるえのきには食物繊維とカリウム、ビタミンB群が豊富に含まれていて栄養があります!
えのきの3つの栄養素によって健康に良い効果が5つあると言われていますよ。
具体的にどう健康に良い効果があるのか紹介していきますね!
腸内環境の改善
2種類の食物繊維によって腸内環境の改善が期待できますよ!
なめ茸に使われるえのきには不溶性と水溶性の2種類の食物繊維が入っています。
- 体内に入ったときに水に溶けることのない性質です。
- 腸の動きを元気にして、便の量を増やし排便をしやすくしてくれます。
- 体内に入ったときに水に溶ける性質です。
- 溶けた食物繊維は善玉菌を増加させます。
- 善玉菌は消化吸収をサポートし免疫力を強くします。
この2種類の食物繊維によって便秘解消につながり、腸内環境が改善します♪
血糖値の上昇を抑える
食物繊維が食べ物の糖質の消化を穏やかにするので、食後の血糖値の上昇を抑えます!
なめ茸だけでなくご飯を食べた時に糖質を一気に消化すると血糖値が急上昇するのです。
先述した通り、なめ茸に使われるえのきには食物繊維が豊富に含まれていますよね!
食物繊維には糖質の消化を穏やかにする効果があるのです。
なめ茸はダイエットにも効果的ですよ♪
疲労回復効果
ビタミンB群によってエネルギーが生み出され、疲労回復に効果があります!
ビタミンB群とは…
- ビタミンB1
- ナイアシン
- パントテン酸
- 葉酸
- ビオチン
を合わせた名称です。
エネルギーを生み出すことにより、体の炎症を抑える効果が期待できます!
むくみ予防
カリウムが塩分の量を整えて、むくみ予防につながります!
カリウムには体の中のいらない塩分を出して整えてる効果があるのです。
細胞の浸透圧を持続させるために必要な栄養素の1つなのですね。
ダイエット効果
食物繊維が豊富でお腹にたまりやすく、よく噛むので充実感を味わえます!
先述している通り不溶性食物繊維は体内に入った際に水に溶けない性質です。
お腹に長くとどまってくれるので、空腹までの時間が短くなりますね!
食物繊維が多いなめ茸は、食感がいいのでよく噛みますよね。
先述した通り食物繊維は血糖値の上昇を抑えるので、コレステロールの消化も縮小できますよ。
なめ茸を食べる時の注意点やコツ

1日に食べる量は塩分を確認し、共に合わせる食品を工夫しましょう!
味がしっかりしているなめ茸はつい食べ過ぎてしまったり、栄養を取りたいのに味が濃くて食べられない方もいるのではないでしょうか。
1日に食べられる量を知れば食べ過ぎを抑えられ、共に食べる食品を工夫してさらに美味しくいただくことが出来ますよ♪
具体的にどうしたらいいのか説明していきます!
1日にどのくらい摂取したらいいか
1日に摂取してもいい塩分量に合わせてなめ茸の食べる量を調整しましょう!
先述した通り、1日に摂取してもいい塩分量で男性は7.5g未満で女性は6.5g未満といわれています。
商品にもよりますが、なめ茸約100gに対して塩分は約1.7gが基準です。
なめ茸だけを食べるならいいですが、なかなかないと思うので食べる量は調整しましょう!
なめ茸と合わせる食品を工夫する
野菜や大豆製品と組み合わせて食べましょう!
なめ茸は塩分が高く味が濃いので、素朴な食品と組み合わせることで美味しさが増します。
もちろんご飯と食べるのもおいしいですが、健康のことを考えて野菜や大豆製品と食べてみてください♪
夏野菜になめ茸をかけるだけで1品完成します。
豆腐や納豆とともに食べれば栄養がプラスされて、美味しく健康になれますね♪
自家製なめ茸のレシピ

自分で作ることによって塩分や保存料、添加物を控えられます!
これまで紹介してきてなめ茸が健康にいいことが分かったと思います。
塩分量や保存料、添加物が控えめのなめ茸があったら魅力的ですよね?
実は簡単に自分で作れちゃうのでなめ茸のレシピを紹介します♪
【材料:2人前】
- えのき…100g(ハーフサイズ)
- しょうゆ…大さじ1/2
- みりん…大さじ1/2
- 砂糖…小さじ1/2
- 酒…大さじ1/2
- 酢…小さじ1/2(なくてもOK)
【作り方】
- えのきの石づきを切り捨てて、食べやすい大きさに切りばらばらにしましょう。
- フライパンに酢以外の材料を加えて火を中火にして沸騰させます。
- 沸騰したら弱火にし、水分が少なくなれば酢を入れて再度沸騰させて火を止めましょう。
- 出来上がったなめ茸が冷めたら蓋つきの容器に移して冷蔵庫で保管してくださいね。
市販されているから難しい工程があるのではないかと思われがちですが意外にも簡単に作れますね♪

別記事の「なめ茸は腐るとどうなる?」もぜひ参考にしてくださいね。
なめ茸は体に悪いのか・健康に良い効果まとめ
なめ茸は体に悪いのか、そして健康に良い効果をまとめます!
なめ茸が体に悪いと言われている原因は塩分の摂り過ぎと保存料など添加物の影響です。
なめ茸の気を付ける点を4つまとめました。
- 人が1日の内にとってもいい塩分量は7.5~6.5gです。
- 塩分を取りすぎると血圧や腎臓の病気にかかりやすくなるので注意しましょう!
- 主に4種類の保存料や添加物が使われていて食べ過ぎると消化器類に影響の可能性があります。
- しかし日本には厳しい基準が設けられており、余程食べ過ぎない限りは安全性が保障されているのです!
なめ茸を食べると健康に良い効果は4つあります。
- 2種類の食物繊維によって腸内環境が良くなり血糖値の上昇を防ぎます。
- 食物繊維はお腹にたまりやすいのでダイエットに効果的です!
- ビタミンB群によって疲労回復効果も見込めます。
- カリウムはなめ茸のデメリットである塩分を整え、むくみ予防に効果的です!
なめ茸は1日に大体30~50gを限度に摂取しましょう!
それでも保存料や添加物が気になる方は自分で作ってみてください!
意外にも簡単にできますし、健康的に美味しく食べられますよ♪