子どもが友達の家にお邪魔した後、手紙やラインでどうお礼を伝えるか迷うこともありますよね。
親として子供がお邪魔したお礼の気持ちをどう表現したらよいのでしょうか。
相手の親との関係性や、友達の家にお邪魔する頻度によってもお礼の伝え方は変わってきます。
この記事では、
- 子供がお邪魔したお礼の手紙やメール・ライン例文
- お礼をするときの基本マナー
- お礼を伝える際の注意点とポイント
をご紹介します。

お礼の伝え方に迷ったら、ぜひ例文を参考にしてみてください!
子供がお邪魔したお礼の手紙やメール・ライン例文【簡単】


子供がお邪魔したお礼の手紙やメール・ライン例文を、
- カジュアルな関係
- かしこまった関係
にわけてご紹介します。
丁寧なしっかりとした文章でもよいですが、あまり長いと相手の親にも気を使わせてしまうかもしれません。
また、質問形式もできるだけ避けた方が無難です。
質問形式にしてしまうと、相手に返事の手間をかけさせてしまいますよね。



それではさっそく例文をご紹介します。
カジュアルな関係の親向け
カジュアルな関係の親には簡単に短いお礼を伝えましょう。
子供が頻繁にお邪魔するような親しい関係の親であれば、シンプルに一言「ありがとう」を伝えるといいですよ。
今日も息子(娘)がお邪魔しました!いつもありがとうございます。
一言だけだと少し物足りなさを感じる場合は、次回の約束や、子供の様子などを加えるといいかもしれません。
今日も子供がお世話になりありがとうございました!
次回はまた〇〇(子供の名前)の家に遊びに来てくださいね。
今日は息子(娘)がお世話になりました。
とても楽しかったみたいで、帰宅後もテンション高めに話していました!
いつもありがとうございます。
今日も〇〇くん(ちゃん)と一緒に遊べてとても楽しかったようです。
いつも〇〇(子供の名前)と遊んでくれてありがとうございます!
かしこまった関係の親向け
かしこまった関係の親には、丁寧な言葉づかいでお礼の気持ちを伝えましょう。
簡単な内容で伝える場合でも、丁寧に伝えるのがポイントです。
本日はお子様との遊びの時間を設けていただき、ありがとうございました。
有意義な時間を過ごせたようで、ご厚意に感謝いたします。
本日は息子(娘)がお世話になり、ありがとうございました。
何かとご配慮いただいたことと思います。
本当に感謝しております。
本日は息子(娘)が〇〇くん(ちゃん)と楽しいひと時を過ごせたとのことで、帰宅後も嬉しそうに話していました。
ご親切にしていただきとても感謝しています。
今後ともよろしくお願いいたします。
子供がお邪魔したお礼の手紙やメール・ライン例文【状況別】


子供がお邪魔したお礼の手紙やメール・ライン例文を
- 初めて遊びに行った場合
- 何度も遊びに行っている場合
- 食事をごちそうになった場合
- 送迎までしてもらった場合
の状況別にご紹介します。
子供がお邪魔したお礼をする際、状況によっても伝え方は変わってきますよね。
こちらもぜひ参考にしてみてください♪
初めて遊びに行った場合
友達の家へ初めて遊びに行く際には、丁寧なお礼を心がけましょう。
かしこまった関係の親へ向けた手紙のように、初めて遊びに行く場合も丁寧な言葉遣いで。



丁寧に伝えることで、感謝の気持ちがより伝わりますよ。
本日は突然の訪問にも関わらず、息子(娘)を温かく迎えてくださり心よりお礼申し上げます。
手作りのおやつをご用意いただき、大変喜んでおりました。
またお伺いできる日を楽しみにしております。
息子(娘)が学校帰りに急にお邪魔することになり、ご迷惑をおかけしました。
おいしいお茶と手作りクッキーまでいただいたと聞き、お心遣いに感謝の気持ちでいっぱいです。
今度は私どもの家にもぜひお越しください。
初めて遊びに行った後に、また遊びに行きたい!と子どもが希望することもありますよね。
また〇〇(子供の名前)と遊んでいただけると嬉しいです。
具体的に何の遊びが楽しかったのかを伝えるのもおすすめです。
〇〇くん(ちゃん)とパズルをして遊んだと楽しそうに話していました。
お邪魔された側は、自分の子供のお友達が楽しめていたか気になる人もいるのではないでしょうか。



子供の感想があると、楽しんでいたことが伝わりますよね。
何度も遊びに行っている場合
何度も遊びに行っている場合には、短い文章で簡潔に伝えましょう。
何度も遊びに行っている場合、毎回長々とお礼を伝えると相手も反応に困ってしまうかもしれません。
手紙やメール・ラインでは簡単にお礼を伝え、直接会った時に相手の顔を見てお礼を伝えるのがおすすめです。
今日も息子(娘)がお世話になりありがとうございました!
〇〇(子供の名前)がお世話になりありがとうございました。
安心してお任せできるご家庭で、本当にありがたく感じております。
毎回〇〇くん(ちゃん)と遊ぶのを楽しみにしています。
また機会がありましたらよろしくお願いします。
食事をごちそうになった場合
食事をごちそうになった場合は、食事の感想を伝えるのがおすすめです。
具体的にどの料理がおいしかったかなどが伝えられたらいいですね♪
先日は、息子(娘)に美味しいお食事をごちそういただき、ありがとうございました。
帰宅後も「特に手作りハンバーグが絶品だった!」と話しておりました。
お忙しい中、心のこもったお料理をご用意いただき、感謝の気持ちでいっぱいです。
本日は息子(娘)が夕食までご一緒させていただき、大変お世話になりました。
普段あまり野菜を食べない子が「サラダがおいしかった」と言っておりました。
温かい家庭の雰囲気の中で食事ができたことも、良い思い出になったようです。心よりお礼申し上げます。
送迎までしてもらった場合
送迎までしてもらった場合は、相手の労力に対する感謝の気持ちを伝えましょう。
送迎してもらう場合、帰りが遅くなってしまったり、雨が降っていたなどの場合が多いのではないでしょうか。
わざわざ自宅まで安全に届けてくれたことに対して、感謝の気持ちが伝えられるといいですね。
先日は子供が遅くまでお邪魔したにもかかわらず、自宅まで送り届けてくださりありがとうございました。
私どもも何かお役に立てることがございましたら、いつでもお声がけください。
心よりお礼申し上げます。
先日は息子(娘)を遊びに招いていただいただけでなく、自宅まで送迎していただきありがとうございました。
雨の中でのお気遣い、心より感謝申し上げます。
お子様とも楽しい時間を過ごせたようで、帰宅後も楽しそうに話を聞かせてくれました。
ご厚意に重ねてお礼申し上げます。
子供が友達の家にお邪魔したお礼をする時の基本マナー


子供がお邪魔したお礼をするときは、マナーも大切ですよね。
子供がお邪魔したお礼をするときの基本的なマナーを4つご紹介します。
お礼が必要な理由
今後の信頼関係を築くためにも、お礼は必要最低限のマナーです。
友達を家に招く場合、事前におうちの片づけやお菓子などの用意をする親御さんが多いのではないでしょうか。
昨日、子供の友達がたくさん来たので、今日は気合を入れて掃除機をかけました、久々に少しきれいになった気がします。— ちなつ (@si975868) January 17, 2023
遊んだ後は片付けなど掃除も大変ですよね。



こういった手間を考えると、感謝の気持ちを伝えるのは大切。
お礼を伝えることで、相手との信頼関係を築くことにもつながります。
親が相手へ感謝の気持ちをしっかり伝えることで、子供のお手本にもなりますね♪
お礼をするタイミング
お礼はできるだけ早いうちに伝えましょう。
できればお世話になったその日に伝えることで、より感謝の気持ちが伝わります。
我が家では、親同士が連絡取れるお友達しか招かないように子供には伝えているし。お友達の自宅にお邪魔する際はおやつを持参、当日用意が出来なかった場合は、後日持っていく。最低限のマナーは必要だと思うから、過保護と言われても、必ずお世話になったお礼の連絡はその日のうちにしているし。— バズはともだち♡バズライトイヤー (@my_birthday26) March 27, 2023
この方も、お世話になったその日に連絡するのを心がけているようですね!
お礼をお伝えするのが遅くなってしまいましたが、先日は子供がお世話になりありがとうございました。
などの一言があるだけでも、相手の気遣いが感じられますよね。
ベストは直接お礼をする事
相手の親と顔を合わせる機会がある場合は、直接お礼を伝えましょう。
学校行事や同じ習い事に通っていると、相手の親と顔を合わせる機会もありますよね。
手紙やメール・ラインでは簡単にお礼を伝え、直接会った時にもお礼をするのがおすすめです。
文字だけでは伝わりにくいことも、直接伝えることでよりストレートな気持ちが伝わりますよ♪
子供自身にもお礼を言わせる
子供自身にもお礼を言わせる機会を与えてあげましょう。
子供同士が仲良くなると、おうちに何度もお邪魔することもありますよね。
そんな時は、子供自身にもお礼を伝えてもらうのがおすすめです。
例えば、
- 遊びに行った際に直接お礼を伝える
- お友達へお礼の手紙を書く
- 簡単な手作りのプレゼントを渡す
など。
子供が小さいうちは一緒に手伝ってあげながらお手紙や手作りのプレゼントなど渡せたらいいですね♪
成長するにつれて、自分でお礼を伝えられる年齢になったら、子供自身に任せてみましょう!



感謝の気持ちを伝える手段を学ぶ良い機会になりますよ。
子供がお邪魔したお礼を伝える際の注意点とポイント


子供がお邪魔したお礼を伝える際の注意点とポイントを3つご紹介します。
- 相手への配慮
- 子供の感想を入れる
- ちょっとしたお菓子を持たせる
注意点とポイントをおさえて、感謝の気持ちを伝えてみてください♪
相手への配慮
手紙やラインでお礼を伝える際には、相手への配慮を忘れずに。
お礼をするときは、相手の気遣いやおもてなしへの感謝の気持ちをしっかり伝えるのがおすすめです。
例えば、おやつをごちそうになった場合は、
「おやつをごちそうしていただき、ありがとうございました。」
など、していただいたことへの感謝の気持ちを伝えるといいですよ。
また、相手への配慮としてお礼の伝え方以外にも気をつけたいポイントが。
それは、ラインやメールでお礼を送るタイミング。
できるだけ早くお礼をするのは大切ですが、連絡をする時間帯にも配慮を配れるといいですね。
例えば、晩ご飯の時間や寝る前などの忙しい時間帯は、できるだけ避けた方が無難です。
お昼休みなど、相手がラインやメールを確認しやすい時間帯に送るようにしましょう。
子供の感想を入れるのもおすすめ
お礼の手紙やラインを送る際には、子供の感想を入れるのもおすすめです。
例えば子供が食事をごちそうになった場合は、食事の感想を入れたり。
ゲームをして遊んだ場合にはゲームの感想を入れたりするといいですよ。
どのようにお礼を伝えたらよいか迷ったら、ぜひ子供の感想も入れてみてください♪
時にはちょっとしたお菓子を持たせる
友達の家にお邪魔する際には、ちょっとしたお菓子を1つ~2つ持たせるのもおすすめです。
子供だけで友達の家にお邪魔する場合は、みんなで食べられるようなお菓子を持たせるといいかもしれません。
例えば、
- ポテトチップス
- クッキー
- グミ
- チョコレート
など、スーパーやコンビニで手軽に買えるお菓子で十分!



子供たちが好きなお菓子をチョイスしましょう。
賑やかな1日だった。家族以外の人を家に入れるのは苦手民なんだけど、子の友達が遊びに来た。子供達とっても楽しそうだった。掃除頑張ってよかった。そして、お家の人たち、ちゃんと連絡くれるし、お菓子も持たせるしで、みんなイイ人たちだった。— temae-miso (@miso_temae) April 26, 2021
お菓子を持って行くことで、相手の親が準備する手間を省くことができます。
そういった配慮も、今後お付き合いをしていくためにも大切ではないでしょうか。
相手の親にされて嬉しかったこと、助かったことなどを同じようにできたらいいですよね♪
子供がお邪魔したお礼の例文まとめ
この記事では、子供がお邪魔したお礼の手紙やメール・ライン例文をご紹介しました。
お礼は、相手との信頼関係を築くためにとても大切です。
また、相手の親へお礼をすることが子供のお手本になることも。
お礼をするときの基本マナー
- お邪魔したその日のうちにお礼を伝える
- できれば直接お礼をする
- 子供にもお礼を言わせる
お礼を伝える際の注意点とポイント
- 相手への配慮を忘れずに
- 子供の感想を入れる
- ちょっとしたお菓子を持たせる
子どもが友達の家にお邪魔した際のお礼の伝え方は、相手の親との関係性や状況によっても異なります。
大事なのは、「ありがとう」の気持ちをしっかり伝えること。



お礼の例文を参考に、感謝の気持ちを伝えてみてくださいね。