伊達締めは代用できる？ダイソーや自宅で準備できるものも紹介

着物の着崩れを防ぐ紐といえば、「伊達締め」！

必要だけど家にない！というときには、代用品が使えます♪

帯で見えなくなるので、見た目の問題はありませんよ。

伊達締めは、おでかけなどで着用時間が長い場合、特に大事なアイテムです。

代用品を知って、着物でのおでかけを楽しみましょう♪

伊達締めは代用できる！ダイソーや自宅で準備できるもの

伊達締めは、ダイソーや自宅にあるもので代用できます。

オススメの代用品はこちら

代用品はこんな人にオススメ！

使うまでに時間がない、安くおさえたい！というときにも安心ですよね。

100円ショップや家にあるものでも、しっかりと役割を果たしてくれます！

詳しく説明していきます♪

ビニール紐

段ボールや古新聞をまとめるのに使うビニール紐。

家にあれば、かなりコストが抑えられます♪

しかし、快適性の面でデメリットがあります。

ただ、短時間しか着ないと言う日には、問題なく使用できますよ♪

ストッキング

ストッキングやタイツは、お家にある人が多いのではないでしょうか。

当日の朝に伊達締めが無いことに気付いても、コンビニなどで手に入れられます♪

付け根部分でカットし、2本にして使います。

用意しやすく、快適性の面からも代用品としてオススメです。

手ぬぐい

手ぬぐいは、着崩れしづらいという点で代用品としてオススメです。

使うときは、なるべく薄手のものを選んでください。

厚手のものを使うと、帯がガタついてしまう可能性があるので注意！

手ぬぐいを選ぶときは、生地の厚さに注意してくださいね。

包帯

怪我をしたときに使う包帯。

カットして長さを調節でき、代用品として便利です。

ドラッグストアやコンビニでも購入できます。

包帯の伸縮性の有無で、使い心地に少し差があります。

伸縮性	特徴
あり	違和感が少なく快適に過ごせる
なし	しっかり固定できる

代用品として包帯を購入するときは、使い心地を参考にしてくださいね♪

腰紐

着物や浴衣の着付け小物である腰紐。

もしも余っている腰紐があれば、積極的に代用しましょう♪

伊達締めと同じように使うことができます。

使うときの注意点

紐が丸まらないように気を付けましょう！

この前丸々している体型の人に急遽着物を着せることになって、腰紐もギリギリでがんばって締めたら紐が千切れて泣きそうだった

って夢を見た話を着付けの先生にしたら、そんな時は腰紐2本結んで繋げればええねん！
伊達締めも短かったらかわりに腰紐締めたらええねん！って助言もらえた

— ねきっこ (@dandylion802) October 6, 2023

腰用サポーター

腰用サポーターは、100円ショップでも手に入れられます。

メッシュ素材のものを選ぶと蒸れにくいのでオススメです。

伊達締めを代用する時のコツ

伊達締めに代用品を使うときは、着崩れないよう必要です。

特に、衿元や上半身の着崩れに注意！

伸縮性のない素材のものを選ぶ方が、着崩れる頻度は低くなりますよ。

以下の点に気を遣いながら着付けましょう。

また、着付け後の過ごし方にも注意が必要です。

崩れないよう、なるべく激しい動作は避けるようにしましょう。

せっかくのお出かけ中に着崩れてしまわないよう、ぜひコツを覚えてくださいね♪

着崩れてしまったときの直し方は、下で説明します。

伊達締めを代用したけど着崩れた！対処法は？

上手に着付けたのに、おでかけ中に崩れてきた！というときの対処法を説明します。

自分で対処するときは、安全ピンを使います。

大き目のピンが望ましいですが、着物を傷つけないよう慎重に行いましょう。

崩れた場所	固定する場所
胸元が開いてきた	衿元
裾が乱れそう	帯の下やおはしょり付近

このように、崩れた場所に応じて対応しましょう。

しかし、一番確実な方法は、プロにお願いすることです。

近くに着付け専門店があれば、直してもらえないか聞いてみましょう。

伊達締めを使うときと比べて、代用品ではどうしても着崩れやすくなってしまいます。

伊達締めに関するQ&A

たくさんの着付けアイテムの中でも伊達締めは、衿やおはしょりを整える役割を果たします。

ここでは

こちらの4点について、説明します。

伊達締めにはどんな種類がある？

伊達締めには主に3種類のタイプがあります。

それぞれのメリットやデメリットを簡単に説明します。

タイプ	メリット	デメリット
通常	締め具合が調節しやすい	初心者には締め方が難しい
マジックテープ	着付けが簡単	テープ分の厚みが見た目にひびく
クリップ	しっかりと固定できる	クリップに慣れるまで時間がかかる

初心者かつ、自分で着付けをする場合にはマジックテープタイプをオススメします。

購入するときは、特徴を知った上で選んでくださいね♪

伊達締めの使い方と締め方は？

伊達締めは、着物と長襦袢を固定するときに使います。

主にこの２つの役割があり、着崩れを防いでくれます。

ここでは、通常タイプの締め方を説明します。

オレンジ下線の部分が、特に重要なポイントです。

緩んでこないよう、重要ポイントに気を付けながら結びましょう。

伊達締めとマジックベルトは同じ？

伊達締めとマジックベルトは違うものとされています。

マジックベルトタイプは、ベルトの端に留めるためのマジックテープがついていますよ。

一番の違いは、締めるまでの工程の少なさです。

使い方

伊達締めと比べても圧倒的に簡単ですよね。

着付け初心者でも使いやすく、伸縮性があるため快適です。

しかし、デメリットもあります。

マジックベルトを購入するときは、デメリットを知った上で選ぶようにしましょう。

伊達締めは2本必要？

一般的には、着付けには伊達締めが2本必要なことが多いですよね。

2本無い場合は、工夫次第で1本のみで着付けすることも可能です！

たとえば

ここでは伊達締めを1本省略し、追加のアイテムが不要な方法を説明します。

長襦袢の胸紐を結ぶ際、10センチほど下側にずらして結ぶ

これだけです！

下にずらしたことで、胸紐が2本分の役割を果たしてくれます。

少しの工夫で、伊達締め2本分の代わりになりますよ。

伊達締めは代用できるまとめ

伊達締めがない場合、ストッキングや包帯などで代用できます。

100円ショップや家にあるもので代用できると、着付け初心者も嬉しいですよね。

代用品を使うときには、特に着崩れに注意が必要です。

は特に崩れやすいので気を付けましょう。

そして、崩れてしまったときの対処法も知っておくと、いざというときに安心です。

特に代用品を使用しているときには、激しい動きを控えながら過ごしましょう。

また、伊達締めの使い方や、必要な本数などについても説明しています。

その中では、着付け初心者の人にオススメのアイテムも紹介していますよ。