MENU

きゅうりの中が少しオレンジでも食べられる?変色した場合の対処法を解説

きゅうりの中が少しオレンジでも食べられる?変色した場合の対処法を解説

きゅうりは食卓に出る事が多い野菜ですが、このような経験はありませんか?

切ってみたら、果肉の中が少しオレンジ色だった!
食べられるのか不安だな…。

切ってみて初めて色の変化に気づく野菜ですが、食べられるのか原因はあるのか知りたいですよね。

実は

きゅうりの中が少しオレンジ色になっているのは、熟しているからなのです。

では、熟してしまったきゅうりは食べられるのでしょうか?

この記事では、熟してしまったきゅうりは食べられるのか、対処法はあるのかを解説します。

目次

きゅうりの中が少しオレンジでも食べられる?

きゅうりの画像

きゅうりの中が少しオレンジ色でも追熟が原因なので、食べられます

しかし、ヌルヌルしていたり腐敗している様子が見られたら食べるのは避けてください。

実は、買ったばかりの中が白いきゅうりは、まだ未熟の状態で出荷されているものなのです。

買った後もゆっくりと追熟し、中の色が変わってしまいます。

色の変化は、他にも全体的に黄色になったり中が茶色の場合も…。

食べられる事はわかりましたが、原因や他の色の場合について次で詳しく解説します!

きゅうりの中が少しオレンジ・黄色・茶色に変色する原因は?

クエスチョンマークの画像

きゅうりの色の変化は原因によって違いがあります。

きゅうりの色原因食べられる?
中が少し
オレンジ色
・完熟味の劣化はあるが、
食べられる
全体が
黄色
・完熟
・低温障害
低温障害の場合は
苦みが強いが、食べられる
中が茶色・低温障害苦みが強いが、食べられる

いずれの場合も、腐敗の様子があれば食べてはいけません

ここからは、きゅうりの色の変化の原因と腐敗状態についてを詳しく解説します。

完熟している

きゅうりは完熟すると外側の変化はないのに、中が少しオレンジ色になってしまいます。

実は、お店に並んでいる中が白いきゅうりは、まだ未熟なまま収穫されたものです。

時間がたつと追熟が進み、中が少しオレンジ色になってしまうのですね!

完熟のきゅうりは多少味の劣化はあるものの、腐敗がなければ食べられます。

この記事の中で、色が変化していても気にならないレシピを紹介しますので、ぜひ参考にしてください!

低温障害の影響

きゅうりは、低温障害になると中が茶色になり、外側も黄色に変化するものもあります。

理想の保存温度は10℃~13℃で、5℃以下になると低温障害になる可能性が高くなります。

低温障害で中が茶色の場合、苦みが強く出るので腐敗がなければ食べられますが、おススメしません。

保存は、野菜室の手前だと冷風の影響を受けづらく、最適温度に近くてよいでしょう!

味が苦いのであれば廃棄も仕方ないかもしれませんね。

腐敗している

きゅうりに以下の状態があれば腐敗しています。

きゅうりが腐敗している状態とは…
  • 異臭がする。
  • ヌルヌルしている。
  • ブヨブヨしていて、液体も出ている。
  • カビが生えている。
  • 切ったら、濃い黄色や茶色になっている。

色の変化の他に、腐敗の様子があった場合は食べないでください!

冷蔵庫で保存していても、安心はできません。

きゅうりの食中毒としてO-157がありますので、気をつけましょう!

新鮮なきゅうりのサインを知っておこう

目を見開いている画像

これまでは、腐敗についてお伝えしましたが、新鮮なきゅうりのサインを知ることも大切ですよ!

新鮮なきゅうりのサイン
  • 表面のイボがハッキリしている。
  • 重さがある。
  • 太さが均一
  • 深緑色で、ハリツヤがある。

購入後、中が少しオレンジ色になっていても食べられるのですが、腐敗の様子がないか確認しましょう。

ちゃんと新鮮なきゅうりの状態を知って、買う参考にしたいですね!

では、ここから新鮮なきゅうりのサインを詳しく解説いたします。

イボが目立つ

きゅうりのイボが目立っているのは、新鮮な証拠です!

買い物かごに入れるに、イボやトゲが鋭くて痛い事ってありますよね。

ですが、そのきゅうりで大正解ですよ♪

時間がたつほどイボがしぼんでいくため、イボが目立って鋭い方が新鮮な証拠なんです!

重量感があるもの

新鮮なきゅうりは、重さがあります!

きゅうりはほぼ水分でできていて、重いほど栄養価も高いのです。

きゅうりの栄養価も重さに比例しているんですね♪

きゅうりを買うときは、なるべく重たく感じたものを買いましょう!

ボコボコせず均等な太さ

きゅうりの端から端まで同じ太さになっているものほど、新鮮です。

均一な太さなのが重要で、多少曲がっていても問題はありません!

見た目で判断できるなら、簡単ですね♪

きゅうりを買うときは、太さが均一なものにしましょう。


深緑でハリやツヤがある

新鮮なきゅうりは、濃い深緑色で表面には自然なツヤが出ています。

店頭に並んでるもので外側が黄色のものもありますが、それは完熟や低温障害の影響です。

きゅうりを買うときは、しっかり裏も見る必要がありますね!

色むらや黄ばみがあるきゅうりは、避けましょう

きゅうりの中が少しオレンジにならない保存方法

冷蔵庫の扉が開いている画像

中が少しオレンジ色になっていても食べられるのですが、正しい保存方法で劣化させないことも大切です。

きゅうりの正しい保存方法
  • 冷蔵庫の野菜室の手前で保存する。
  • 個別にキッチンペーパーを巻いて保存する。
  • なるべく立てて保存する。
  • エチレンガスに注意する。

きゅうりを安く買えたときは、長く新鮮に保存したいですよね!

ここからは、きゅうりの正しい保存方法について詳しく解説していきます!


温度管理が重要

きゅうりを新鮮に保つには、冷蔵庫の野菜室の手前で保存する。

きゅうりの最適温度は10℃~13℃です。

実は、冷蔵庫の野菜室の温度は、きゅうりの最適温度より低いのです。

きゅうりを長く新鮮に保つために、野菜室の手前で保存することを覚えておきましょう!


適切な湿度を保つ

きゅうりの乾燥対策として個別キッチンペーパーを巻いてポリ袋に入れる。

きゅうりの湿度を保つには
  • きゅうりの水気を軽くふき取る
  • 一本ずつキッチンペーパーを巻く
  • ポリ袋に入れて、口を緩く縛って保存する。

適切な乾燥対策によって、長く新鮮に保つことができますよ!

きゅうりは、ほとんどが水分でできているので乾燥に敏感な野菜なのです。

適切な湿度を保つのはとても重要ですね!

立てて保存する

きゅうりを新鮮に保つためには、きゅうりのへたを上にして立てて保存するといいでしょう。

きゅうりは、ぶら下がって大きくなりますよね。

立てて保存することで、育った環境に近い状態となり新鮮に保存ができるのです。

野菜室に余裕があるのなら、きゅうりを立てて保存することをおススメします。

エチレンガスを避ける

きゅうりの近くに、エチレンガスを発生させる野菜や果物を置くのは避けましょう

エチレンガスがきゅうりの熟成を早めてしまうためです。

エチレンガスを発生する野菜や果物

  • リンゴ
  • バナナ
  • アボカド
  • トマト
  • ブロッコリー

サラダできゅうりと一緒に使う事が多い、トマトやブロッコリーには注意ですね!

きゅうりが変色しても食べられるアレンジレシピ

きゅうりを切っている画像

きゅうりが変色をしたら、色が変わった部分がわかりづらい料理に使用するのがおススメです!

ここからは、色が変わったきゅうりでも気にせず食べられるアレンジレシピをご紹介します。

色が変わったきゅうりでも気にならないレシピ例
  • きゅうりのキムチ漬け
  • 冷やし中華のつゆで簡単春雨サラダ

きゅうりの中が少しオレンジ色になって使い道に困ったら、ぜひ作ってみてください♪

きゅうりのキムチ漬け

キムチのおかげで、色が変わった部分がわかりにくくなりますよ!

【材料:2人前】

  • きゅうり…1本
  • キムチ…80g

※調味料

  • すりごま…大さじ2
  • ごま油…大さじ1
  • さとう…お好みの量でOK

作り方

  • きゅうりを食べやすい大きさに切る。
  • ボウルに※の調味料を入れて混ぜ、きゅうりとキムチを加えてあえる。
  • 冷蔵庫で10分程度置いたら完成。

お酒のおつまみにいかがですか?

冷やし中華のタレで簡単春雨サラダ

冷やし中華のタレは色が濃いので、変色部分が気にならず時短で春雨サラダが作れます!

【材料:2人前】

  • はるさめ…50g
  • たまご…1個
  • きゅうり…1本
  • ハム…4枚

※調味料

  • 冷やし中華のタレ(市販のタレでOK)…120cc

作り方

  • はるさめを熱湯で4~5分ゆで、冷水にさらして水気をよく切っておく。
  • うす焼きたまごを作り、千切りにする。
  • きゅうりとハムも千切りにする。
  • ボウルに全ての材料を合わせて、※の調味料を入れて混ぜて完成。

お好みでタレを多めにかけてもOKです♪

SNSでは、きゅうりを炒める料理もありました!

きゅうりの中が少しオレンジでも食べられるまとめ

結論

きゅうりの中が少しオレンジ色の場合は、腐敗の様子がないのであれば食べられます

きゅうりの色の変化はオレンジ色以外にもあり、原因に違いがあります。

変色の部位と色原因食べられる?
中が少し
オレンジ色
・完熟味の劣化はあるが、食べられる
全体的に
黄色
・完熟
・低温障害
低温障害の場合は苦みが強いが食べられる
中が茶色・低温障害苦みが強いが、食べられる

いずれの場合も、腐敗の様子があれば食べてはいけません

腐敗している状態は、記事の中で詳しく解説していますよ♪

色が変わった場合の対処法として、変色が気にならないレシピも記事の中で紹介しています。

ぜひ、参考にしてみてくださいね♪

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次