旅行などで高くなりがちな交通費を抑えるために、夜行バスや高速バスを利用される方も多いですよね。
座席を指定できる豪華な3列シートのバスも増えています。

夜行バスの3列シートを予約したいけれど、座席はどこがいいかな?
そんな方のために、夜行バス(高速バス)のおすすめの座席のポイントをまとめましたよ。
タイプ別のおすすめの座席も解説しているので、バス移動を快適に楽しみたい方は参考にしてくださいね!
夜行バス(高速バス)の3列シートでおすすめの座席


車窓からの眺めを楽しむために、窓際席は外せませんよね。
特にバスの真ん中の位置にある窓際席の予約がおすすめなんです。
その理由を解説していきますね。
真ん中の窓際席が人気
窓際席が人気なのは言わずもがなですが、真ん中が人気なのはバスの振動が少ないからなんです。
バスの前側・後ろ側はタイヤが近いということもあり、どうしても揺れが大きくなります。
夜行バスの場合、揺れが気になり眠れなくて疲れてしまうこともあるんですよ。
快適に長時間移動したい場合は、真ん中の窓際席がおすすめです。
独立型3列シートだとなお良い
せっかく窓際の席が取れても、隣に知らない人が座っていると気になってリラックスできませんよね。
その点、独立型3列シートは隣席がないので、移動時間中に気を遣うことはありません。
トイレなどに行きたい場合も、声をかける必要がなく自分の好きなタイミングで動けますよ。
自分に合った座席選びが重要
今はいろいろなタイプの夜行バス(高速バス)があります。
3列シートにも独立型や2席+1席などタイプがあり、バスの装備によって料金も大きく変わってきますよ。
プライバシー重視+快適に過ごしたいなら、人の流れが気にならない座席を選びましょう。
車酔いしやすいなど体調に不安がある場合は、安心してリラックスできる座席がおすすめです。
夜行バス(高速バス)の座席の特徴を把握して、自分に合った座席を選ぶことが重要ですよ。
夜行バスの3列シート座席ごとのメリット・デメリット


何事にもメリット・デメリットはありますが、夜行バス(高速バス)の3列シートの座席に関しても同じです。
窓側・通路側・独立シートの中央の座席ごとのメリット・デメリットをまとめてみましたよ。
自分にとって快適に過ごせる座席はどこなのか、想像しながら読んでくださいね。
窓側の座席
夜行バス(高速バス)窓側の座席のメリットとデメリットはこちら
- メリット
- 車窓からの景色を楽しめる
- プライバシーが確保できる
- 壁に寄りかかれるので姿勢がラク
- デメリット
- 独立シートではない場合、トイレに行くときなど隣の人に気を遣う
- 冬は窓からの冷気が冷たく感じる
- 暖房や冷房の風が気になる場合がある
窓側の座席はメリットが大きいので、人気なのも納得です。
温度調整が難しいデメリットは、温度に合わせて服を調整するといいですよ。
通路側の座席
夜行バス(高速バス)通路側の座席のメリットとデメリットはこちら
- メリット
- 暖房や冷房が程よく効く
- 壁で仕切られていないため開放感がある
- デメリット
- 人の動きが気になる
- 独立シートではない場合、窓側の席の人が移動するたびに通りやすいように動くなど気を遣う
通路側の座席は、窓側の座席に比べて開放感があるので、体の大きな人はゆったり過ごせる場合がありますよ。
でも、人の動きに敏感な人はデメリットの方が大きく感じやすいかもしれませんね。
独立シートの中央の座席
夜行バス(高速バス)独立シートの中央の座席のメリットとデメリットはこちら
- メリット
- 両側に壁がないので開放感がある
- 隣の座席の人に気兼ねなく過ごせる
- デメリット
- 人の動きが気になる
窓側や通路側の座席に比べて、デメリットが少ないですね。
何よりも隣の座席の人に気を遣わなくてもよいのは大きなポイント!
カーテンで仕切れるタイプのバスを選べば、プライバシーも確保できて人の動きもそれほど気にならないでしょう。
どの座席を予約してよいかわからない方は、独立シートの中央の座席を試してみる価値ありですよ。
夜行バスの場所による座席の特徴


長時間バスで移動するときに気になるポイントは人それぞれですよね。
夜行バス(高速バス)は場所による座席の特徴を知ることで、快適なバス移動時間を過ごすことができますよ。
バスの種類によっても特徴は変わりますが、場所による座席ごとの一般的な特徴を解説していきますね。
前方の座席
乗降口に近い前方の座席は、人の乗り降りがあるためどうしても物音などが気になります。
前方の座席は比較的揺れが少ない傾向がありますが、タイヤの真上にあたる座席は人によって振動が気になるかもしれません。
一番前の座席は大きなフロントガラスからの眺めもよく快適ですが、最近は安全面から最前列は使用しない場合もありますよ。
中間の座席
中間の座席は前輪と後輪の間にあるので振動が少ないですよ。
また、バスの構造上トイレに近いことが多いので、トイレによく行く人は中間の座席を選ぶのがおすすめです。
逆に、トイレの人の出入りが気になってリラックスできない人は避けた方がよいかもしれません。
後方の座席
細長いバスの構造上、後方の座席は揺れや振動が大きくなりやすいですよ。
特にタイヤの真上は揺れが大きくなる傾向があります。
人の出入りは前方や中間の座席に比べて気にならないでしょう。
トイレ付近
トイレに行くとき、周りの人に気を使いながら移動する経験がある方もいるのでは?
体調が悪くて何度もトイレに行く場合など特にそうですよね。
トイレ付近の座席はそんな気遣いも軽減されて、安心してバスを利用できるのが特徴ですよ。



揺れの感じ方は個人差があるので、座席を選ぶときは自分の経験も振り返ってみてくださいね!
【タイプ別】夜行バス(高速バス)の3列シート座席はどこがいい?


体調が悪いときや、しっかり睡眠時間を取りたいときこそ座席選びはとても大切ですよ。
タイプ別のおすすめの3列シート座席を紹介するので、自分はどれに当てはまるか考えながら読んでくださいね。
安眠したい・ゆったり過ごしたい
ゆっくり眠るためには、バスの振動が少なくて人の流れが気にならない座席を選ぶのがベスト。
バスの真ん中の座席は揺れも少なくてゆったり過ごせるでしょう。
さらに、独立型3列シートの窓側の座席にすれば、隣の人がトイレなどに席を立っても気になりません。
バスの揺れが気にならない場合は、バスの後方で窓側の座席もおすすめですよ。
プライバシーを重視したい
とにかく人の流れが気にならない座席を選びましょう。
一番おすすめなのは独立型3列シートの一番後ろで窓側の座席ですよ。
カーテンが付いている夜行バス(高速バス)なら完璧!
周りの人を気にすることなく移動時間を過ごせます。
トイレが近い
トイレに近い座席が取れなかった場合は、3列シートであれば通路側を選ぶことをおすすめします。
窓側を選ぶと、トイレに行くたびに通路側の人に気を遣うのはつらいですよね。
トイレが近い人は、気兼ねなくトイレに行ける座席が一番です。
車酔いが心配
バスの真ん中は振動が少ないので、車酔いが心配な方に安心な席です。
車窓から遠くを見ると車酔いしなくなる場合もあるので、窓側を選べればさらにいいですね。
バスに乗る前に酔い止めの薬を飲むと、安心してバス移動時間が過ごせますよ。
安全な席
バスの中間の座席は、前後の座席に比べて衝撃が分散されやすいので比較的安全とされています。
運転席の真後ろの席が安全と言われる理由は、運転手が状況を把握しやすく、すぐに判断して対応できるからなんですよ。
ですが、事故のケースにもよるので、一概に安全な座席というのも判断が難しいところです。
夜行バス(高速バス)のどの座席に乗るときも、シートベルトを必ず着用しましょう!
夜行バス(高速バス)の3列シートで避けたい座席


人それぞれのこだわりがあるので、夜行バス(高速バス)の3列シートで避けたい座席は一括りにはできません。
バスのタイプによっても座席の状況は変わってきます。
ここからは避けたい座席をいくつか紹介するので、先に解説したおすすめの座席とあわせて予約時の参考にしてください。
車酔いしやすい人はタイヤ真上の座席は避ける
タイヤの真上の座席は揺れやすいですが、特に後輪の上の座席は揺れやすいのが特徴です。
バスのタイプによってタイヤの位置は変わるので、座席表を確認してから予約するのがおすすめですよ。
3列独立シートではない通路側の座席は避ける
また、人の動きも気になるのでリラックスできない場合も。
家族や友達なら隣同士でも問題ないかもしれませんが、全く知らない人が隣になると気になりますよね。
特に夜行バスの場合は、気になって眠ることができなくなるかもしれません。
また、通路側は人の流れがどうしてもあるので、リラックスはできないかも。
快適な移動時間を過ごしたい方は、3列独立シートではない通路側の座席は避けた方がベターですよ。
すでに近くの座席が予約されているところは避ける
プライバシーの確保が優先の人は、周りが予約で埋まっていない座席を選ぶといいでしょう。
予約時に座席表を見ると、すでに予約されている席は×印などがついているのでわかります。
×印が近くに多くついている座席の場所よりも、まだ空いている座席が多い場所を選んだ方が快適に過ごせるかもしれません。
いろいろなパターンが考えられますが、ご自分の体調や状況にあわせて選んでくださいね。
夜行バス(高速バス)を快適にするためのポイント


夜行バス(高速バス)に限らず、長時間移動はしっかりした準備と安全管理が大切ですよ。
快適なバス移動にするためポイントをいくつかご紹介しますね。
座席の指定は早めにする
最近は推し活などで夜行バス(高速バス)を利用する方も多く、快適な座席から予約は埋まっていきます。
夜行バス(高速バス)での移動が決まったら、早めに座席指定をして予約しましょう。
一般的には乗車日の1カ月前から予約できます。
お盆や年末年始などの繁忙日や、一部の長距離路線バスでは2カ月前から予約可能な場合もありますよ。
女性専用シートを選ぶ
電車にも女性専用車両があるように、夜行バス(高速バス)にも女性専用シートがあるんですよ。
女性の場合、特に夜行バスだと、隣に男性がいるとリラックスはできませんよね。
心配な方や安心して眠りたい方は、ぜひ女性専用シートを利用してみてください。
プライベートカーテン付きがおすすめ
プライバシーを大切にしたい方におすすめなのが、プライベートカーテン付きの夜行バス(高速バス)。
夜行バス(高速バス)の座席が、まるで個室の寝台列車のようになりますよ。
プライベートカーテン付きの夜行バス(高速バス)を利用すれば、安心して眠ることもできますね。
ネックピロー・耳栓・アイマスクがあると良い
夜行バス(高速バス)で長時間移動する場合は、ネックピロー・耳栓・アイマスクを用意するといいですよ。
まるで飛行機のようですが、快適グッズを使ってしっかり眠ることができれば、翌日の体調も変わってくるはず。
バスの中で乾燥が気になる方はマスクを着用するのもおすすめですよ。
荷物は最小限に
キャリーバッグなど大きめな荷物はバスのトランクルームに入れることができますが、手持ちの荷物はなるべくコンパクトにしたいもの。
バス内のスペースは限られているので、手持ちの荷物が大きいとその分使えるスペースが少なくなります。
荷物が大きくて足元のスペースが狭くなってしまうと、長時間の移動も辛くなってしまいますよね。
荷物は最小限にまとめるのがおすすめです。
リクライニング角度の調整
座席のリクライニングを倒すとき、遠慮してしまう方いませんか?
長時間同じ姿勢が続くと腰を痛める場合があるので、遠慮はせずに倒しましょう。
その際、後ろの人の妨げにならない角度に調整することと、一声かける配慮を忘れないように気をつけたいですね。
お互いが快適にバスの移動時間を過ごせるようにしましょう。
休憩時の防犯対策
日本国内とはいえ、安全神話に甘えることなく貴重品をしっかりと管理しましょう。
夜行バスの場合、ぐっすり眠っている間に財布などを盗まれてしまうこともないとは言えません。
貴重品は必ず手元に置くこと、人が通る通路側と反対に持つように注意してくださいね。
夜行バス(高速バス)の3列シートでおすすめの座席まとめ
夜行バス(高速バス)は真ん中だと揺れが少ないので快適に移動できますよ。
また、窓際席はプライバシーが守られ、壁にもたれることができて姿勢がラクに保てます。
特に独立型3列シートだと、移動の際に隣の人に気兼ねすることがないのでおすすめですよ。
体調が悪い人や車酔いしやすい人も、真ん中の窓際席ならリラックスして過ごせるでしょう。
トイレが近い人は、バスの座席表を確認してトイレに近い座席を予約してくださいね。
どこがいい座席なのかは、バスのタイプや乗る人の気になるところ・体調によっても変わります。
自分に合った座席を見つけるのがバス移動を快適にするポイントですよ!



希望の座席を取るためには、早めに予約しましょう!